東京大衆歌謡楽団の「街角の心」というアルバムが欲しいなと思う今日この頃です。わたしです。どうも。
森見登美彦先生が好きで、よく読みます。小説もエッセイもすごく好みです。アニメ化された作品などもすごく良くて好きです。こんな物語や文章や世界観を生み出せる人は偉大だなと思います。いつか書いていたエッセイの中に、「森見登美彦記念館を建てる」みたいな内容のものがあった気がするのですが、もちろんそれは建てるべき！と思っているわたしです。
それで、森見先生の作品の中に「有頂天家族」という作品があるのですが、その中にある画家が登場します。小説を初めて読んだ当時から、わたしはその画家に惹かれるものがありました。それから随分時が経ち、最近読んでいる森見先生の「太陽と乙女」という作品の中で、その画家のモデルが「熊谷守一」という人だということを知りました。へぇ～。という感じ。そうしてまた数日後、たまたま「モリのいる場所」という映画を観ました。モリがすごく魅力的だし、この映画がすごく気に入ったのですが、この映画に出てくるそのモリというのが、なんと「熊谷守一」だったのです。びっくり。
あれ？熊谷守一だ。また熊谷守一だよ！と思ったわたしは、いてもたってもいられなくなり、熊谷守一を調べました。そして彼の描いた絵を見ました。そしたらいつか見たすごく好きな絵だったものだから、またまたびっくり。他の絵も見てみたらそれらもすごく素敵で、もっと色々な作品が見てみたくなりました。なので、いつか世の中に泰平が訪れたら必ず美術館へ行ってみようと思っています。
わたしは何年もかけて繋がる糸を少しずつ手繰り寄せて、熊谷守一という画家に出会ったのだなと思うと壮大だし、わたしは何年も熊谷守一という画家に出会い続けてきたんだなと思うと大変ロマンチックです。
日常は非常に奥深いファンタジーですね。
なんだか書いているうちに長くなってしまいました。身近でときめいていたい人間なので、こういう発見がたまらないのです。日常を愛して暮らしを楽しみ、こういう素敵な繋がりを見つけていきたいなと思います。
では、今日はここまで。
ありがとうございました。
追伸:「ゾウのお父さん」とか「ゴリラのお母さん」とかテーマを決めて、一発でそのテーマに添った格好いいポーズをとるというよく分からないけどなんだか楽しい遊びが昨夜21時頃限定で流行り、そして廃れた。諸行無常。ぐっどばい。
