おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

「女教皇」について

 

タロットの話をしましょう。

今日は「女教皇」について学びましたので、忘れないようここに書き記しておきたいと思います。

 

 

カードを眺めてみます。これまで出てきた愚者や魔術師のカードとは大きく異なる点があります。それは色です。愚者や魔術師は赤や黄色などの力強い色をふんだんに使ったデザインでしたが、「女教皇」のカードでは彼女が身に付けている青いローブの色がまず目に飛び込んできます。そしてこの色こそが、このカードの主題であるとわたしは考えます。

 

青色は水です。何故そう思うかというと、「女教皇」のカラーは潜在意識や魂の世界を表しているといわれているからです。潜在意識というものは漂い、反射する性質などから、よく水に例えられるのです。

そしてこの水、つまり潜在意識が「女教皇」のローブから流れだし、海へと注がれています。水が潜在意識、つまり蓄積された経験や過去を表すなら、海はその先の未来ということになるかと思います。

また、「女教皇」のカードを見ていて気付くことは、二つの面を持っている点です。

彼女の冠に施された満月の飾りに対して、足元には三日月が描かれており、左右にあるベールも対比的に描かれています。左右のベールが生活や時間における過去や未来を表し、月がその見えない潜在意識の深さのようなものを表しているのかもしれないなと思いました。

 

 

 

◆正位置

隠されていて見えないファクター

 

◆逆位置

モラルと行動の不安定さが不幸を導くこと、予期していない悪い変化が起こること

 

 

「女教皇」のカードがわたしにはなかなか難しくて、言葉にできないし、言葉が分からないなと思う点がたくさんありました。多分それは、一見このカードとわたしという人間がすごくかけ離れている感じがするからではないかと思います。このカードからはとても高潔で純粋なイメージを感じますが、わたしという人間はどちらかというとトンチンカンな生き物なので「女教皇」というカードがとても遠くに感じるのです。

しかしながら、やはりこのカードもまた、私たちの内側を具現化したものですから、私たちの中にも高潔で純粋な「女教皇」はいるわけです。けれどもわたしは今のところ彼女に対して、愚者に感じたような親近感を感じることができません。それはつまり、わたし自身が潜在意識や魂の世界の力を上手く使うことができていませんよ、ということをこのカードが教えてくれているということではないかなとわたしは思いました。

そんな大切な気付きを優しくマメに純粋に伝えてくれた「女教皇」のカードを遠い存在だとかなんとかぬかしているわたし、その高潔さに照れちゃって素直になれずに照れ隠ししてる思春期のBOYS&GIRLSって感じでちょっと恥ずかしいですね。人間としてもタロットの腕にしてもまだまだひよっこであります。日々精進あるのみですね。頑張ります。

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

追伸:久しぶりにママチャリに乗ったら太ももがパンッパンになり老いを感じたのだが、それより何より我が家のママチャリが想像の3倍くらいボロくて衝撃を受けた。もはや鉄屑。これに乗るだけでソーシャルディスタンスが余裕。気持ちのよい秋晴れの静かな住宅街を鉄屑で颯爽に走っている人がいます!って通報されたら困るから新しい自転車を買おう。ぐっどばい。