さあ、タロットの話をしましょう。
今日は「魔術師」のカードについて学びましたので忘れないようここに書き記したいと思います。
生きていると感覚として分かると思うのですが、心の有り様やイメージの持ち方で成功したり失敗したりすることってありますよね。この心の在り方や仕組みこそが魔術であるといえるのではないかというのがこの「魔術師」のカードのテーマなのだとわたしは思います。
まず私たちが知っておきたいことは、私たちの心は意識できないくらいに超越したあらゆる可能性と繋がることができるということです。自信や才能、信念などがあるとき不可能を可能にすることがありますね。これは私たちの頭や体が心で描く自分に対するイメージと完全に一致した時に起きる魔術なのだということを「魔術師」は示しているように思います。
カードの絵を眺めてみましょう。
「愚者」が鞄につめて持ってきた4つのパーツがテーブルの上に並んでいます。ワンドは欲望、カップは愛、ソードは行動と思考、ペンタクルスは生きるために必要なものや肉体を表しています。これらはそのまま「魔術師」を構成するものであり、私たち一人一人を構成するものです。そうです、私たちは「魔術師」と同じもので構成されています。
彼は手にしたワンドで天地を指し、私たちの心は肉体という限られた範囲の中に限られたものではないこと、また、彼の頭上に印された無限大のマークによって、あらゆる可能性に繋がっているということを伝えてくれています。つまり私たちもそうであるのだと彼は伝えてくれているのです。
◆正位置
野心的で創造的なアイデアに興味を持ち、計画すること
◆逆位置
計画や目標が実現しないこと
心が魔術を生み出すのだという考え方がすごく好きです。わたしが生まれながらにして魔法少女に憧れているからとかそういうことは抜きにして、心の設計図は自分次第なんだ!と思うと勇気や自信がみなぎってきませんか?この沸き上がる気持ちこそが魔法なんだと思うし、それによって行動することが魔術なんじゃないかと思います。
だからといって何もかもが上手くいくかといえばそうではないのが暮らしですよね。けれど、何もかもが上手くいくことが幸せや成功かというと、そうでもないのが暮らしの妙でもあると思います。そんな暮らしの中で、心の在り方はいつだって自分次第なのだという捉え方ができたら、強くしなやかに過ごしていける気がします。わたしはそんなことを「魔術師」のカードから学びました。
では、今日はここまで。
ありがとうございました。
追伸:テラウェイっていうゲームが可愛くて楽しくてハマっている。枕元に洗面器を置き、お粥を食べたりポカリを飲んだりしつつ、気付いたら12時間テラウェイやっていたんだけど、病弱さえも夢中にさせるテラウェイの魅力半端ないし、わたしはいい加減にしたほうがいいと思った。ぐっどばい。