おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

「愚者」について

 

さて、タロットの話をします。今日は大アルカナ「愚者」のカードについて学びましたので、忘れないよう簡単に書き残しておきたいと思います。

 

イェーイ!フゥ~☆やろうぜタロット!テンション上げてけ~~!!みたいな感じで書き始めようかなと思ったのに気付いたらすげぇ淡々とした感じになってしまって最高に愛想が悪いな。まあいいか。淡々と書くわ。

 

 

「愚者」という大胆なネーミング故に誤解されていますが、このカードは神のカードだと言われています。このカードに込められた神聖な力を暴かれないために本来のイメージを隠そうと考えられたのかもしれません。そのくらい力のあるカードがこの「愚者」です。

カードには、肩に荷物を引っ掛けてのんきに旅に出かけようとする青年が描かれています。これは、この世を全て明らかにし、完全性というものに辿り着く道すがら、己とは一体何なのか答えを求めている魂です。そしてライダーウェイト版のタロットにおいて、青年の足元には白い犬が描かれています。この犬は五感と心を表していると言われています。

ここで疑問。犬の本来の飼い主は一体誰なのか。青年が魂であり、犬が五感と心を表すなら、飼い主とはつまり創造主と言えるのではないかと思えてくるわけです。愚者のカードには創造主、すなわち神の力が秘められているということからも分かるように、このカードの可能性はとんでもなく広いと言えるでしょう。

 

◆正位置

大きな決断、好ましい偶然

 

◆逆位置

愚かな決心、自己中心的な行動

 

 

わたしも愚者のカードのようにふらりと人生を旅している魂なわけで、そんなつもりはなくても私達は無意識にこの世の理を解き明かそうと生きているのかもしれません。タロットに触れているとしばしば自分とは何だろうと思うことがあるし、わたしは普段から自分を知りたいという欲求が強いので愚者のカードには何か根っこの部分で同じであるという感じがしています。これが創造主の力なのだとしたら、同じだと感じるわたしの中にもその力は宿っていると解釈することもできそうだし、タロットのそう感じさせる何かがわたしには面白いと感じます。何が面白いと感じるかは人それぞれ。自分が面白いと感じるものの共通点は何でしょう。そこを辿ることで知る自分というものもありそうです。愚者のカードのように若々しく瑞々しい好奇心と冒険の心であらゆることを探求しようとする気持ちを忘れずにいたいなと思う次第であります。

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

追伸:Googleがどうしてもそこを通れというから圏外の山の中、ぼこぼこの道を慎重にゆっくり走っていたのですが、180度回転するようなヘアピンカーブを何個も曲がる度に我が家の愉快なドライバーがアニメ版イニシャルDのCM明けの「イニシャルディ~~!!↑↑」ってナレーションの真似をしつこくやってくるのでなんかもうすげぇ楽しくなっちゃってカーブ曲がる度に脳の血管切れそうなくらいはしゃいで以降、ちょっとしたカーブじゃ物足りなくなっているわたしがいます。ぐっどばい。