おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

梅おかかを常備する

 

 

梅干しが梅干しを呼び、呼ばれた梅干しがまた梅干しを呼んだとしか思えないほど、我が家には今、梅干しが大量にあるのです。

この屋根の下には、梅干しを食べる人間がわたしの他にはいないというのにどうしたらいいのだろうかと思いつつ過ごしていました。一人でちまちま食べていたら、だいぶ大袈裟ですが、体感としては22世紀が来てしまいそうだなという具合です。だからと言って色々な料理にぶち込んだら梅干し嫌いな我が家の人々からのクレームが怖い。もう面倒で面倒で見ないふりを続けてきたのですが、でもやはりそうも言っていられません。

そういうわけで、冷蔵庫を開ける度に大量の梅干しが視界の端でやたら真っ赤にアピールしてくる日々に別れを告げたいと思うこと数ヶ月、面倒事と生活音がデカイやつが大嫌いなわたしはついに重い腰をあげ、台所にて大量の梅干しと合間見えることとなりました。

 

はぁ~、長ぇ。

 

よし、もう面倒だから梅おかかでいいな?

 


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はい、完成です。だいぶ嵩が減りました。梅おかかはごはんのお供、おにぎりの具、冷奴や納豆なんかにも合うので常備しておくと楽です(わたしが)

 

鍋でお酒と味醂を煮きって火を止め、醤油と砂糖を加えたところに、予め種を取り除いて包丁で叩いておいた梅干しを加え混ぜたら、そこに鰹節を加えて混ぜて出来上がりです。

酸味と甘味が絶妙で、鰹節の旨味が加わって最強です。こんな簡単に作れるのになかなか作る気が起きなかったわたしのズボラが知れ渡りましたね。めでたしめでたし。

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

追伸:今夜の夕飯は、蕪の味噌ポタージュ、鮭ときのこのホイル焼き、小松菜と油揚げの煮浸し、ごはん、梅おかか、梨。秋の味覚がギュウギュウですわ。楽しみ楽しみ。ぐっどばい。