おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

今週のお題「最近おもしろかった本」

 

 

こんにちは、わたしです。今週のお題は「最近おもしろかった本」だそうです。毎日読書するので本はよく読みます。しかし何においても、誰かに何かを語る事ができるほど胸を張れるものがない平凡なわたしです。本は好きだし、よく読みますが、有益な情報や為になる話などは出来そうにありません。だけど話したい。だって本が好きだもん。だから書きます。あ、全然話は逸れますが、わたしは「好き=詳しい」っていう図式に当てはまらなくても、好きならそれでいいじゃない派です。わたし自身が「詳しくなければ好きとは言えない」みたいな雰囲気に飲まれてしんどくなりがちだから、自戒を込めてこのスタンスです。よろしくお願いします。

 

さて、だいぶ前置き長くなりましたが、そんなわたしが最近読んで面白かったと思う本。それは、三浦しをん先生の「ののはな通信」です。読んでからだいぶ経っています。わたしは最近という言葉の使い方が間違っている。でも近頃読んだ本の中でも、かなり心をぶっすり刺された本なので、この本をピックアップします。

これは少女から女性へと移りゆく二人の女の子の人生が、とんでもない壮大さで書かれた本です。読み始めたら、ページをめくる手、文字を追う目を止められませんでした。全くタイプの異なる二人の女の子の文通によって話は進んでいきますが、読んでいる途中からまるでその二人は存在しているように思われてきて、最後のページを閉じた時には鳥肌が立ちました。読む為に相当の気力を使ったのだと思いますが、読み終わってからしばしの間、呆然としました。素晴らしくて苦しくて愛しくて、気付けば「すげぇ……」と独り言を呟いていました。また読みたいのですが、わたし的に読む為には気力が必要なタイプの本なので、今日読める!という時が来るまで大切に待とうと思っています。

 

人生をかけて色々なお気に入りのものを見つけていくことが趣味なので、こうしてすげぇなと思うものに出会えるととても嬉しいです。そしてそのような素晴らしいものを生み出す方々を尊敬します。おかげでわたしは日々トキメキを感じ、楽しく暮らすことができています。有難いです。これからも読書を楽しみ、素敵な作品に多く出会える日々であったらいいなと思います。

 

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

追伸:秋ドラマが徐々に始まってきている。観たいドラマが今期もたくさんあるので毎日大忙し。TVerを駆使してぐんぐん観ていく。ぐっどばい。