おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

今週のお題「人生で一番高い買い物」

 

 

 

今週のお題、難しいな。「人生で一番高い買い物」ってさ、そりゃ車とか家とかあるわけだけど、なんか違う気がする。なんでだろう?人生、一番、高い、買い物という一つ一つの単語に違和感があって、うまく言葉にできずにいます。そんなところから今日はスタートです。

 

さて、一番高い買い物って良い意味でも悪い意味でも使える言葉ですよね。でも、悪い意味で高い買い物した話をしたところで、未来のわたしが読み返す時に楽しい気持ちになるとは思えないので、良い意味での高い買い物の話をします。

 

それは、シューズです。ある競技用のシューズ。わたしは過去、その競技にそこそこ人生をかけて取り組んでいた時期がありました。その競技に出会い、初めて専用シューズを買った時、わたしはまだ学生で、経済的に豊かとはいえない状況でした。それでもその競技をやらないという選択肢はわたしにはなかったのです。その競技に触れた時の胸の高鳴りは今でも覚えています。そしてすぐにのめり込み、あっという間にそれしか見えなくなりました。きっとこの競技が自分の人生の全てになるだろうと予感するくらいに夢中だったのです。

けれど、現在のわたしはその競技からは距離を置き、恐らくこの先も関わることはない人生を送っています。学生だったあの頃のわたしがこのことを知ったら、どんな風に思うのだろう。生きていくって不思議なことだなと思います。

話が逸れましたが、そういうわけで、その競技用のシューズを初めて買った時に感じたことが今週のお題の答えというわけです。その当時のわたしからすると、そのシューズの値段はすごくデカくて、やべぇな、今月暮らせるか?と思いつつも、やった!自分のシューズだ、すげぇ。ウキウキする、ワクワクする。という気持ちで胸いっぱいになって、舞い上がるような気分でした。

金額的に言えば車とか家とか土地とかを買うのに比べたら大したことのないものだったかもしれないけれど、その当時感じた希望と胸の高鳴りを加味すると、あれほど嬉しい高い買い物はなかったなと思い出されます。

そして、これからも値段だけではなく、気持ちや感覚にポジティブな印象の残る買い物をしていきたいです。日々の細やかなトキメキ、たまにある大きなトキメキにたくさん出会っていく人生であったらいいなと思います。

 

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

追伸:炭酸水を箱買いした。暑い季節の到来を感じる。ぐっどばい。