おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

大掃除をはじめている

 

タイトルの通りなのですが、年末の大掃除始めました。我が家では毎年12月に入る前にその年の大掃除でどこをどう掃除するのかというリストが冷蔵庫に張り出されます。そして12月に入ったら、毎週末分担してそのリストを少しずつ消化していき、年末の休暇前にはほぼ全てを終わらせます。

 

現代だとバタバタと年末に大掃除をしがちですが、江戸時代において大掃除は12月13日の行事で、「煤払い」と言われていたそうです。これは、13日が江戸城の煤払いの日にあたるからという理由だったそうですが、大きな江戸城を一日で掃除するなんて無理な話なので、実際には1日から12日まで掃除をして、13日に完了の祝儀を行ったのだそうです。

大きなお店なんかでは、大掃除が終わると祝儀という名目で主人や番頭、手代などが胴上げをされたらしいです。めっちゃ楽しそう。

 

わたしは杉浦日向子先生の「一日江戸人」という本を昔読んでこのことを知りました。それで、自分なりにアレンジを加えて、少しずつ掃除をしていき、年末休暇前には終わらせるというやり方を長年取り入れるに至ったという次第です。

終わったら胴上げはしないですけど、喜びの舞くらいは舞うし、美味しいものを食べてゲラゲラ笑うなどして楽しい年末年始休暇を迎えるようにしています。

引き続き忙しい時期ではありますが、一年の汚れをしっかり掃除して、来年を笑顔で迎えられたらと思います。

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

追伸:杉浦日向子先生の本が好きで何度も読み返してしまう。そういう文章や絵が書ける人を尊敬するし、自分もそうなりたい。そのうち杉浦日向子先生のおはなしとかもブログでしてみたいなと思っている。好きなものでブログをいっぱいにするのはとても楽しい。自分が楽しいと思うことをやって、それを誰かに読んでもらえたり、喜んでもらえたりしたら嬉しい。そういうサイクルで明日からも暮らしを回していきたい。いつもみなさん、ありがとうございます。ぐっどばい。