おねむなおはなし

日々の気付きとトキメキ

あの頃のおしゃべり

 

 

 

若かりし頃、仕事終わりにお互いの職場のちょうど真ん中にある街のファミレスに集まって、友人と夜遅くまでおしゃべりをしていました。

 

不定期で、月に一回の時もあれば、何回かあるときもあるし、集まらない時もあったけど、ファミレスに集まる日は楽しみで、面倒な仕事や、しんどい人間関係なんかも、その日だけは全然苦じゃなかったのを覚えています。

 

集まって話す内容は特になくて、最近のことや、世間話、あとはふざけた空想の話、悩みや愚痴も話すけど、あくまで最後は笑えて楽しい話で終わっていたような気がします。

 

そのときに必ず注文するのがフライドポテトでした。わたしもわたしの周りの人もみんなフライドポテト好きで、わたしと友人の間では、これさえあればなんとかなる食べ物の筆頭がフライドポテトだったのです。

 

先日、同居人が夕暮れ時に自宅でフライドポテトを揚げてくれました。


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揚げたてに塩を振ったフライドポテトはとても美味しかったです。

 

そして、夕暮れ、フライドポテトの組み合わせに、ファミレスでくだらない話をして笑っていた頃のことを思い出してちょっぴりノスタルジックな気分になりました。

不安定な場所に立ち、見えない未来に向かって、毎日をなんとかかんとか生きていた頃、友人と腹を抱えるほど笑った時間は、本当に大切な思い出です。そしてそんな思い出には、あったかいファミレスの空気や美味しいフライドポテトの味などが寄り添っているんだなと気が付きました。

 

今は会えませんが、またいつか世の中が落ち着いたら、久しぶりにファミレスへ行ってフライドポテトを注文し、腹が捩れるほど笑い合うのもいいなあなんて思います。

 

 

 

では、今日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

追伸:とにかく我が家はよく踊る。意味もなく、誰からともなく、リズムに乗る。上手だとか上手じゃないとかはどうでもよくて、気分良く音に合わせて体を適当に動かし、ゲラゲラ笑うのが楽しい。最高に平和。みんなもちょっと手が空いたら踊るといいと思う。リズム運動は腸や自律神経にバッチグーなので。ぐっどばい。